著書・学術論文 子どもと咲く花 せんせいのすてき

パク ・・・みちこ通信

 

給食のぐる煮。

その中の小豆を食べたくないと最期まで残しているLくん。

「ぜったいおいしいから、食べよう。」と食べてみせると、

一つ小豆を持って、「もう、捨てる。」と席を立つ。

そして、鏡の前に立つLくん。

 

どうするかな、と見ていると、

鏡を見ながら「パク」と口に入れ、

「う~ん、おいしい!」と言って帰ってきた。

「Lくんにだまされた~。」と私が笑うと、

嬉しそうに残りの小豆を一粒ずつ「おいしい!」と、

言いながら全部食べた。

 

「がんばったね!」と言ってタッチすると、

「えへへ。」と笑い、

「みちこ先生をだましたが。」と言っていた。

 

いやいや、本当は頑張った自分が、照れくさかったのよね。

 

子どものすてき。