著書・学術論文 子どもと咲く花 せんせいのすてき

女の子 Rちゃん ・・・年中児

 

磯遊びの日、Rちゃんは、大泣きに泣いた。

そういえば、年少さんの最初の森でも、そんなことがあったなぁ。

 

とてもしっかりさんで、

おりこうさんで、

ついでにとてつもなく可愛いいRちゃん。

 

だが、その風体に似合わず、この日は、すさまじい泣きぶりだった。

そして、一年前と同じく、

「じゃぁ、帰る?」と大人が本気で提案すると、

さっきまでは、「帰る」と連発していたのに、

むしろ首を振って、泣きながらお弁当を食べ始めるという、

持ち味の生真面目さを発揮し、

けれど、最期は疲れ切って、帰った。

きっと、体調が優れなかったし、

いろいろとなんやかんや重なったのだろう。

本当に、珍しい姿で、なんだか気の毒だった。

 

さて、次の日、Rちゃんは、禰豆子になってお友だちと遊んでいて、

私の後ろを何回か通った後、

私のところに、一人で歩いてきて、

 

「あのね、昨日、Rちゃん、

海に行って、きれいな貝拾うた。」

 

と言った。

 

うん。

知ってる。

 

その他も。

 

これは、そのときの気まずさ故の言葉であろうか?

 

子どものすてき。