著書・学術論文 子どもと咲く花 せんせいのすてき

すごいドッジボール ・・・年長児

2019年11月20日

 

久しぶりに、年長さんのドッチボールに入った。

驚愕。

いつの間に!

これまでの私の思い込みをことごとく外してくれる、

すばらしいドッチボールだった。

 

あやめ対ばらでやるのかな、

と思っていたら、

男の子対女の子という。

しかし、Rちゃん、一人しかいない。

「Rちゃん、一人やん。」

というと、私を指さす。

「はぁ。じゃあ、二人。」

とRちゃんが外野に行って、私がコートに入ろうとすると、

パッとそれを見た男子が、

「じゃあ、おれ女子行くわ。」

になり、たちまちほぼ均等になる。

この適当さは、実に子どもらしい。

 

まず、玉のスピードの速さにびっくり。

いつの間に!

次に、ジャッジの速さにびっくり。

裁判官が適宜おる!

パスもできるし、サイドも使える。

アンテナが広い!

そして、ヘディング!!

 

はい?

 

最初、頭にがこーん!

とあたったので、びっくりした。

そして次に、それが技であり、故意に当てていることを知った。

「頭やき、セーフ~。」

と言っている。

 

まじか。

 

さらに、「顔やきセ~フ~。」とまで言っている。

私が経験してきたドッジボールは、

当てられるのが嫌の延長で、

頭や顔に当たってしまったら、セーフというものだった。

それを逆手にとって、ヘディングしまくっている姿には、

感動である。

 

その他にも、キャッチされないように、足元に鋭いボールを投げるとか、

パスするときには、山なりにするとか、

ボールの投げ方にバリエーションがあるとか、

ボールをちゃんと止めることができていて、

ボールが子どもたちの間をよく舞っているとか、

あまりのレベルの高さに驚愕であった。

 

何より、私は子どもたちの眼中になかった。

これが、おそらくもっとも素晴らしいことであった。

完璧な自立の姿である。

保育者がおらんでも、できるのである。

多少ずるっこはあったが、裁判官がその都度指摘している。

 

そこで、私が2連ちゃんで子どもを当てると、

「おれこっち。」と数人の男の子が、

私がいるコートに移動したことについては、

考えるものがあった。

 

子どものすてき。