著書・学術論文 子どもと咲く花 せんせいのすてき

晴れやかな日 ・・・全園児

2019年10月20日

 

美しい秋空のもと、運動会が華々しく開かれて終わった。

 

余談だが、私の悩みは、近い将来「エアコン」とどう付き合うか、

ということになってきそうである。

この美しい空と爽やかな風を感じられる子どもに育てたい、

身体の深部まで呼吸を届けられる子どもになってほしい、

そして、きちっと体温調節できる子になってほしい、

という願いだけは、外さないつもりである。

なんと、全ての小学校でエアコンを導入・・・。

それが「現実」かしらんが、

どうも、大人は自分の感覚で子どもを守りたがる。

だが、子どもは違う。

特に幼児期は、将来ずっと付き合う身体を育てるときである。

だから、彼らの身体は、その環境に応じて身体をつくろうとする。

とはいえ、毛穴の働き自体は、およそ2歳までに大半が決まってしまうらしく、

本当は幼児期では遅いぐらいなのだが・・・。

 

というわけで、屋内の運動会というのは、あり得ん話である。

そんな私の願いを後押ししてくれるような、

台風までよけてくれる、美しい秋空だった。

 

今年は、子どもの充実感が、肌で感じられて嬉しかった。

伸びやかな終わりの式の体操。

進行も、例年より40分も早かった。

子どもが、自分の出番を予測し、待ち構えていたことが、

大きな要因であると、私は思っている。

実際に、園児全員が並ぶはじめの式や、終わりの式は、驚くほど早かった。

 

子どもが、運動会という長期指導計画に基づく保育者の教育的意図性を、

自分のものとしてくれていた証拠である。

そして、運動会明けの第1日目、

運動会を焼き直す、生き生きとした子どもの姿があった。

 

心と身体が100%で動いた日。

晴れやかな日。

 

保護者のみなさま。

朝早くから、最期まで、

準備、進行、片付けにご尽力くださり、

何より、大人のすてきと温かさを子どもに届けて下さり、

本当に、ありがとうございました。

 

子どものすてき。