著書・学術論文 子どもと咲く花 せんせいのすてき

やっててよかった ・・・卒園児

2019年8月10日

 

本園では、「夏のくらし」という、

長期お休みの暮らし方や遊びの教材を紹介する冊子を、

夏休みに配る。

 

中身は、歌だったり、手遊び、折り紙の折り方、切り紙など、

発達に合わせて紹介している。

 

ある日、卒園児のKちゃんが、

「まみこ先生に話がある」と言ってきた。

「どうしても言いたいことがある」と・・・。

 

そんなことをお母さんから聞いて、

「なになに、Kちゃん。」と尋ねるも、

恥ずかしがって言えない。

 

そこで、お母さんから訳を聞くと、

妹がもらってきた「夏のくらし」は、

切り紙が画用紙になっている!!

私たちのときは、ペラペラの紙で、

つまり、コピー紙で、こんな立派なのじゃなかった!

 

といって、なんと泣いてくれたそうなのである。

 

切り紙の内容がカブトムシとか、トンボとか、

虫を模ったものなので、画用紙にすると遊べるという、

N先生の発案で、今年からそうしたのだが、

夏のくらしについて、

「これってほんまいるんかな、」

と思いながら作っていただけに、感動であった。

 

そんなわけで、長期休みの子どもたちへの我々の小さな思いが、

ちゃんと実を結んでいるんだということを証明してくれたKちゃんに、

感謝の気持ちを込めて、わざわざ新たに印刷し、それを渡し、

恥ずかしがるKちゃんに、お礼を言わせたのであった。

 

家で、園長に話がある!といいながら、

結局公には「ズルい」と言えなかった彼女には、

バランス感覚があります。

なんと、年少さんのときから、

「夏のくらし」の内容を覚えてくれていたらしく、

「役に立ってるんかいな」と、

疑問に思いながらもやっててよかったと思いました。

ありがとう、Kちゃん。

 

子どものすてき。