著書・学術論文 子どもと咲く花 せんせいのすてき

Kくんの本番

2018年10月20日

 

さて、Kくんの本番は、どうだったのか。

それは、明らかに負けている展開で走るというものだった。

 

Kくんにバトンが渡ったとき、

すでに相当な差があった。

 

しかし、彼は、全く迷いなく、

つないでくるバトンを受け取り、

そして、全力で走りきった。

 

一切迷いのない、すばらしい走りだった。

今、思い出しても泣ける。

幸せなことに、前日の苦しみを偶然見て知っていた保護者の方も、

先生たちも、みんな泣いた。

神様が用意した結論は、

「負けることを超える」というものだった。

 

勝とうが負けようが、

つながってきたバトンを受け取るということが大切であり、

受け取ったからには、最後までやりきることが大切であることを、

彼は心と身体で、わかったにちがいない。

 

頑張ったね。

Kくん。

 

子どものすてき。