著書・学術論文 子どもと咲く花 せんせいのすてき

森の研修Ⅲ

 

というわけで、残りの二つの物体も、

カナヘビの卵であることが判明した。

 

私があれこれあれこれ考えるも、

西山さんの至極まっとうな提案にて、

新人たちに、その卵を託すことにした。

 

ペアになって、責任をもって卵を孵すこと。

今回は、子どもとの共有はなしである。

まずは、自分たちがどっぷり体験することが大切だ。

 

新人たちは、卵があった場所の土と葉っぱを持ち帰り、

ネットで調べまくって、環境を整えた。

 彼女たちが教えてくれたところによると、

カナヘビの卵には上下があって、

向きを間違えておいてしまうと窒息してしまうそうである。

ということは、森で切ったとき、端っこを間違えていたら、

カナヘビは死んでいた。

偶然に感謝。

新人たちは、卵にライトをあてて、カナヘビの位置を確認し、

そっと大切においた。

 

そして、交互に持って帰り、みく先生が、

ラッキーなことに、卵の孵化に出会えた。

彼女は、やく2時間固唾をのんで、それを見守り続け、

貴重な映像を残してくれた。

 

もう一つも次の日に孵化して、元気に動き出した。

さて、どうなるかな、これから。

 

新人とカナヘビのすてき。