著書・学術論文 子どもと咲く花 せんせいのすてき

恩師の思い出① 「それやれ、それ」

 

学生時代、卒業論文ではぜったいに小川研究室に入りたいと思っていた。

それで、いざ研究することになって、ご相談したときのことである。

 

「異年齢の関係に興味があります。

それと、笑いにも興味があるんです。」

 

と電話口で言うと、

 

「それやれ、それ!」

 

と間髪入れず、答えが返ってきて、

私は迷う暇もなく、笑いの研究をすることになった。

 

教育の分野で笑いの研究をする人間は、ほぼいなかったが、

笑いは人間の本質を示す、すごいテーマであった。

恩師は、それを瞬時に見抜いていたのであろう。

私が見た子どもの笑いは、ちょっと悲しく、たくしましいお話であった。

 

というわけで、私は子どもの笑いで、学会論文を2本書き、

ついでに博士論文も書いたのであった。

 

恩師のおかげ