著書・学術論文 子どもと咲く花 せんせいのすてき

森の研修 カタツムリに出会う

2019年6月20日

 

別の新人メンバーによる研修は、なんと雨だった。

常に予定外。

 

というわけで、雨の日といえば、

水。

水といえば、しずく。

そして、たまった水、流れる水。

 

水が好きな生き物がいて、

全身で水分を吸収する植物がある。

 

そして、われわれば、カタツムリに出会った。

木から外して裏返すと、木に生えているキノコを食べていた。

うわお。

 

そして、何気なく持ち上げると。

ギュイ~~~~ン、

と体を伸ばし始めた。

のびるのびる、のび~~~る。

初めて見た、こんなに伸びるの。

 

考えてみれば、勝手にいきなり、

宇宙遊泳させられているわけである。

カタツムリ的には、非常事態であろう。

身体がのびに伸び、さらに触覚もびぃ~~~んとのび~るので

それに合わせて、こちらの瞳孔も開くばかりである。

 

そのうち、カタツムリは、私の指の付け根を発見した。

ギュッとつかんできた。

その力の強さ。

宙に浮いていた身が、掴まえられる命綱とも言えるもの。

ぜったいに離してたまるか、というその力に、

命を感じた。

カタツムリは、それから私の手を力強く這った。

 

その命を感じてほしくて、それぞれの手に空中で橋渡しされ、

さらにいろんな実験までさせられ、

はた迷惑に疲れ、疲労困憊のカタツムリであった。

 

ごめんね。

 

研修のすてき。