運動会の時期には、「がんばるぞ!」「おー!」が流行る。
したがって、2歳児にも、
運動会がまったくわからんくても、
「がんばるぞ!」「おー!」は流行る。
しかも、年長に混じって、足こぎスクーターで参上する。
4,5人が並んで全速力で走ると、
ちょっとした2歳児○走族?のようで笑える。
まわりも大爆笑である。
そのうち、Sくんがドテッとこけてしまった。
ショックでそのまま泣き崩れる。
「大丈夫?」と声をかけると、
「おした~!!」と泣く。
誰も押してないけどね。
皆に追い越されて、悔しくて、それから痛かったのね。
そこへ心配したHくんとAくんが戻ってくる。
「大丈夫?」「痛かった?」と声をかけられると、
Sくんがすっと泣き止んだ。
お友だちってすごいね。
そして彼は、すぐに立ち上がって走りだし、
ちゃんとゴールして、「やった!」と喜んだ。
それから2歳児たちは、 ずっと「がんばるぞ!」「おー!」を連発して遊び、
保育室に帰ったのでした。
子どものすてき。