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認定こども園 若草幼稚園:お知らせ
認定こども園 若草幼稚園:ブログ
教育方針
「三つ子の魂百まで」という言葉があります。確かに、子どもにはもって生まれた資質があります。それを受け入れ、どう生かして人生を歩むのかは、小さな頃の体験とその体験から学んだ価値観がとても大きく影響します。初めての社会生活で慈しまれて育ったか否か、何に出会い、何に心を動かしてきたかは、生きる基盤となっていきます。幼児期の体験は、彼らの心と身体に、深く刻まれます。子育て環境の厳しいなか、ほっておけば育つ時代は終わっています。幼児期には、心と身体を思いっきり動かし、豊かな体験を通して自分らしさを発揮できる質の高い保育が何よりものぞまれます。若草幼稚園は、以下の事柄に重点を置き、専門性の高い、他では経験できない保育を展開しています。
健康な心と身体
健康な身体に健康な心が宿り、健康な心が健康な身体を作っていきます。何より、便利に動く身体が、子どもの知的好奇心や試行錯誤を支えて働きます。幼児期は、随意運動による基礎的運動能力が飛躍的に伸びる時期です。筋力トレーニングが必要なのではなく、多様な運動を通して、動かし方、その順番、力の入れ方、スピードの調整など、運動コントロール能力を鍛えることが大切です。
本園では、発達に応じて無理なく運動能力を伸ばす仕組みが、ソフト面でもハード面でも豊かに備えられています。どんなに運動が苦手なお子さんでも、決して無理強いすることなく、その子なりのペースで、しっかりと基礎的な運動能力を身に付けて行きます。子どもは、身体を動かすだけで心がスッキリ晴れることが多くあります。楽しく、おもしろく、心と身体を思いっきり動かして遊びます。
豊かな感性
美しさ、おもしろさに心惹かれる感性は、その人生を豊かに、創造性あふれるものにしていきます。若草幼稚園には、最高の美しさとおもしろさを感じられる「すくすくの森」があります。とても多様性に富んだ森で、植物、生き物が豊かに息づいています。子どもたちは、さまざまな命に触れ、かかわり、不思議さやおもしろさ、そして美しさを感じていきます。ヒト以外の命の存在に気づき、それを慈しむ心を持った子どもたちは、これから先の人間社会を支えていく、とても貴重な人材となって行くでしょう。特に本園では、この感じる心をさまざまな表現に代えていく過程を大切にしています。言葉、歌、身体表現、描画、造形を通して、自分の感じ方、思いを素直に表現し、「その子らしさ」を発揮していくことを大切にしています。
表現する力とプロジェクト学習
幼児教育の特質は、子どもの興味関心を軸にして活動を展開していくところにあります。本園は、森をはじめとする豊かな環境を通して、弾むような子どもの興味関心を導き、そこでの体験の多様性と連続性を大切にしています。そして、それが確かな学びへとつながるよう、弾力的かつ柔軟なカリキュラムの編成をしています。各学年、それぞれの育ちを見据えてテーマを持ち、およそ半年から一年をかけて、その学びを深めていきます。各行事は、その学びの節目としています。是非、ブログ「若草の子どもたち」をご覧ください。遊びと生活から、確かな学びを導く専門性を持っていることが、本園の強みです。
生きる力とコミュニケーション能力
自由な遊びの時間の大切さは、そこでのあらゆる経験が生きる力に直結するからだと言えます。ここで感じる喜怒哀楽は、全て自分が選んだ問題として、自分自身の出来事として経験されます。つまり、常に自分に向き合う活動が遊びだと言えるのです。だからこそ、遊びの世界で、友だちとオリジナリティあふれる世界を創り上げていくことは、心底楽しいし、有能感にあふれます。そのことを通して、人とつながる真の喜びを得ることができます。「友だちと仲良く遊ぶ」ことは、時にたやすく、時に難しいものです。友だちの人数の多さが、コミュニケーション能力の試金石にはなりません。自分を素直に表し、相手の気持ちを知り、折り合いをつけたり、共感したりすることを通して、育まれていくものです。遊びという自由の喜びと厳しさを通して、人と共に生きるコミュニケーション能力は育っていきます。
若草幼稚園の保育
保育者をはじめ、給食、事務、森のおじさんたち、全ての職員が、子どもを思い、子どもを一番に考えています。どんなに未熟であっても、この気持ちは一つです。そして、どの子どものことも慈しんで下さる保護者の方々に支えられて今があります。一人の限界をチームで乗り越えることを大切に、日々、みなさんのお声に耳を傾けながら歩んでいきたいと思っています。保育者の専門的援助を通して、「実体験と遊び」を「学び」へとつなげ、子どもの生きる力を育みます。
園長について
園長  堂本 真実子
東京学芸大学連合学校教育学研究科卒 教育学博士
第6代日本保育学会会長 小川博久氏に師事
東京学芸大学附属幼稚園教諭、日本大学、昭和女子大学等非常勤講師を経て、2010年帰高。2012年より当園園長に就任。高知大学非常勤講師。
多数の著書を執筆しています。
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