園長ブログ

子どもと咲く花

保育の醍醐味は、なんといっても先生のものです。

毎日がとても新しくて、きらきらしています。その点、園長といえばお花の世話をするか、えらそうにするか…。

けれど、決まったことがない分、ゆったりとここにいて、あの子、この子に出会えます。

あいまいな存在であるからこそ出会えるあの子のすてき、この子のすてき。

きらりと光る子どもたちの姿を心に留めておきたくて、こうしてコラムを書いてみることにしました。

子どものすてきが、どうか、みなさんに届きますように。

2017.10.30

こわい顔 ・・・年中児

 

Kくんと、久しぶりにお話できた。

長らく密にかかわることがなかったので、

抱っこまでいけるかな、と思ったけれど、

割にスムーズにいけた。

 

そして、いろんなお話をした。

本当にいろんなこと。

 

例えば、好きな食べ物。

彼の好きなものは、

 

ふりかけごはんにウィンナー、

ハンバーグにポテトチップス。

それから、ラーメンも。

 

わかるわぁ。

 

ちなみに嫌いなものは、

きのこ。

 

あ、私もしいたけ、子どものとき食べれんかった。

 

それから、誕生日のこと、

弟のこと。

そうして、ポツ、ポツと今の気持ちが出始める。

 

おそらくその中の、肝は、これであったろう。

 

「まみこ先生より、僕のお母さんの方が、こわい。」

 

それは、前提として、私がこわいということかね。

そして、お母さんはこわいというわけだ。

 

「あぁ。お母さん怒るの?」

「うん。」

「ほんとに、すみません。

 お母さんというのはね、怒るのよ。

 人種としてそういうわけなのよ。

 まみこ先生だって、お家に帰ってお母さんになると、

 怒る、怒る。」

「え?誰に?」

ぱっと顔が好奇心に満ちる。

「うん?

 まみこ先生の子ども。

 ほんと、ごめんなさい。

 代わりに謝るわ。

  ほんなら、今日の朝も怒られたんかいな。」

ときくと、

「うん。」

とうなづく。

そして、こういった。

 

「お母さん、こわい顔する。」

「こわい顔する!それが嫌なの?」

「うん。」

「こわい顔が嫌なんやね。」

「こわい顔がいや。」

 

「よし、お母さんに言ってあげる。」

 

というわけであった。

 

そうか。

こわい顔か。

 

こわい顔してるよね、私たちきっと。

今まで、声を意識してたけど、

顔か。

 

お母さんを代表して、謝ります。

 

ごめんなさい。