園長ブログ

子どもと咲く花

保育の醍醐味は、なんといっても先生のものです。

毎日がとても新しくて、きらきらしています。その点、園長といえばお花の世話をするか、えらそうにするか…。

けれど、決まったことがない分、ゆったりとここにいて、あの子、この子に出会えます。

あいまいな存在であるからこそ出会えるあの子のすてき、この子のすてき。

きらりと光る子どもたちの姿を心に留めておきたくて、こうしてコラムを書いてみることにしました。

子どものすてきが、どうか、みなさんに届きますように。

2017.11.10

魚釣り ・・・みちこ通信

 

おやつの後の戸外遊び。

一番乗りの2歳さん。

すべり山の上で、縄跳びを垂らして魚釣りごっこが始まった。

 

経験があるらしいHくん。

「するぞ!」という勇ましい声。

「釣れたかな?」と聞いてみると、

「まだ。」と、少し残念そう。

 

そして、慣れた手つきでエサをつけるふりをし、

また、縄跳びを垂らす。

他の子が、縄を投げたり引いたりして魚釣りを楽しんでいると、

「いかんき~。

 えさをつけんといかんき。」といって、

Yくんの縄にエサを付けてあげる。

Hくんの「いいぞ!」という声に合わせて、縄を垂らすYくん。

他の3人は、あんまりわかってないみたい。

 

もう一度「魚釣れた?」と声をかけると、

「まだ。」とみんなが答える。

少し残念そうなので、

「おいしそうなエサがあった!

 パク。」

 とえさに飛びついてみる。

すると「わ~!」と嬉しそうに、縄をあげる子どもたち。

「あ~!残念!」と私が言うと、とっても嬉しそう。

 

このやりとりで、何回も魚釣りを楽しんだ。

子どもに釣られたときは、

軽々と斜面をあがっていた私だったのに、

途中から、登りきれなくなって、下に落ちてしまった。

子どもたちをおどろかすつもりだったのに、残念!

 

すると、子どもたちが縄を垂らして、

私を引っ張り上げてくれて、

「大丈夫?」と声をかけてくれた。

本当にやさしい。

 

ありがとう。

 

子どものすてき。