おやつの後の戸外遊び。
一番乗りの2歳さん。
すべり山の上で、縄跳びを垂らして魚釣りごっこが始まった。
経験があるらしいHくん。
「するぞ!」という勇ましい声。
「釣れたかな?」と聞いてみると、
「まだ。」と、少し残念そう。
そして、慣れた手つきでエサをつけるふりをし、
また、縄跳びを垂らす。
他の子が、縄を投げたり引いたりして魚釣りを楽しんでいると、
「いかんき~。
えさをつけんといかんき。」といって、
Yくんの縄にエサを付けてあげる。
Hくんの「いいぞ!」という声に合わせて、縄を垂らすYくん。
他の3人は、あんまりわかってないみたい。
もう一度「魚釣れた?」と声をかけると、
「まだ。」とみんなが答える。
少し残念そうなので、
「おいしそうなエサがあった!
パク。」
とえさに飛びついてみる。
すると「わ~!」と嬉しそうに、縄をあげる子どもたち。
「あ~!残念!」と私が言うと、とっても嬉しそう。
このやりとりで、何回も魚釣りを楽しんだ。
子どもに釣られたときは、
軽々と斜面をあがっていた私だったのに、
途中から、登りきれなくなって、下に落ちてしまった。
子どもたちをおどろかすつもりだったのに、残念!
すると、子どもたちが縄を垂らして、
私を引っ張り上げてくれて、
「大丈夫?」と声をかけてくれた。
本当にやさしい。
ありがとう。
子どものすてき。