園長ブログ

子どもと咲く花

保育の醍醐味は、なんといっても先生のものです。

毎日がとても新しくて、きらきらしています。その点、園長といえばお花の世話をするか、えらそうにするか…。

けれど、決まったことがない分、ゆったりとここにいて、あの子、この子に出会えます。

あいまいな存在であるからこそ出会えるあの子のすてき、この子のすてき。

きらりと光る子どもたちの姿を心に留めておきたくて、こうしてコラムを書いてみることにしました。

子どものすてきが、どうか、みなさんに届きますように。

2018.01.10

子どもの絵 ・・・年少児

 

Sちゃんが、絵を描いている。

「これが、窓で、これがドアね。」

「うん。」

それを適当につなぐSちゃん。

「これは、なんでしょうか。」ときくので、

「壁。」

と答えると、

「ぶっぶー。」

「何?」

と尋ねると、

「わからん。」

 

わからん・・・。

 

逆に、「なんやと思う?」と聞くので、

「壁じゃない?」というと、

今度は、「うん、壁。」

とめでたく採用された。

 

その壁に、Sちゃんは、「これ葉っぱ。」といって、

葉っぱを描いた。

 

それから、楕円に三角を描いたものをさして、

「これなんだと思う?」と聞くので、

「うーん。ヨット。」

というと、「それはいい」と、

ご機嫌で採用された。

 

それから、四角をくっつけて、

「これは何でしょうか。」と聞く。

そこで、適当に答えていると、それは、「うちにはない」とか、

まじめなダメ出しをされる。

そこで、「玄関」というと、採用された。

 

それから、ひし形のような形を描き、

「これは、カレーパンマンみたいだけど、

 なんでしょうか。」

と聞く。

「うーん。ひなまつりのお菓子。」

というと、笑顔で採用される。

「いいんですか!」と思わず言ってしまった。

なぜ、ヨットにひなまつりのお菓子がくっついているのか!

しかし、いいのであろう。

それから、尖がった形を描いたので、

「たけのこ」というと、不採用で、

「角」も不採用であった。

で、何になったか忘れた。

どれも、採用された後に、丁寧に色が塗られた。

 

Sちゃんは、できた絵を先生に見せに行き、

これまた丁寧に説明をしていたが、

途中で忘れて、私に聞きに来た。

 

子どもの描画のすてき。