つき組さんにお昼を食べにいった。
Sくんが、
「Sこれできるで。
どっちから読んでも一緒。
とーまぁと。
とーまぁと。」
「うん、ほんまや。」
と相槌を打ちながら、
「しんぶんし」が頭をよぎる。
すると、彼は、
「あとね、まだあるで。
しーんぶーん。
しーんぶーん。」
「・・・。」(自分でだまる、Sくん。)
「しんぶんし、やね。」とつぶやく私。
「しんぶん、 し、・・・???」
わからんなった子どものすてき
保育の醍醐味は、なんといっても先生のものです。
毎日がとても新しくて、きらきらしています。その点、園長といえばお花の世話をするか、えらそうにするか…。
けれど、決まったことがない分、ゆったりとここにいて、あの子、この子に出会えます。
あいまいな存在であるからこそ出会えるあの子のすてき、この子のすてき。
きらりと光る子どもたちの姿を心に留めておきたくて、こうしてコラムを書いてみることにしました。
子どものすてきが、どうか、みなさんに届きますように。