園長ブログ

子どもと咲く花

保育の醍醐味は、なんといっても先生のものです。

毎日がとても新しくて、きらきらしています。その点、園長といえばお花の世話をするか、えらそうにするか…。

けれど、決まったことがない分、ゆったりとここにいて、あの子、この子に出会えます。

あいまいな存在であるからこそ出会えるあの子のすてき、この子のすてき。

きらりと光る子どもたちの姿を心に留めておきたくて、こうしてコラムを書いてみることにしました。

子どものすてきが、どうか、みなさんに届きますように。

2018.02.20

雪 ・・・2歳児

 

今年は、まっこと寒かった。

だから、高知では、めずらしくプール全体に氷が張った。

薄い薄い氷。

それをざるでとって、子どもに渡す。

渡した先から、落として、足で割る2歳。

 

さて、この氷を前に、何ができるだろうかと考える。

経験値がないもんでのう。

 

そうすると、割っている氷が雪みたいになってきた。

そうか、氷も雪も一緒か。

と、今目の前にして納得した。

 

この納得の仕方は、教科書をはるかに超える説得力をもって、

私の心に入った。

46歳で。

 

そして、ざら雪になった氷は、

集めると、より雪らしくなり、

それをカップにつめると、アイスクリームになり、

それを地面に「はっ」とすると、型抜きになった。

それは、つまんでも重ねても壊れなかった。

 

何にしようかと考える必要もなく、

「在る」ことで、何かが生まれていった。

 

自然素材のすてき