園長ブログ

子どもと咲く花

保育の醍醐味は、なんといっても先生のものです。

毎日がとても新しくて、きらきらしています。その点、園長といえばお花の世話をするか、えらそうにするか…。

けれど、決まったことがない分、ゆったりとここにいて、あの子、この子に出会えます。

あいまいな存在であるからこそ出会えるあの子のすてき、この子のすてき。

きらりと光る子どもたちの姿を心に留めておきたくて、こうしてコラムを書いてみることにしました。

子どものすてきが、どうか、みなさんに届きますように。

2018.03.20

大きくなったら ・・・卒園児

 

 

卒園式では、証書授与と共に、夢を語る。

「大きくなったら、警察官になってどろぼうを捕まえたいです。」

とか。

今年も、若草幼稚園の先生になりたいと言ってくれた子が、

何人かいて、嬉しかった。

ピアノ、頑張ってね。

うちはいつもピアノ氷河期だから・・・。

人気の職業は、ケーキ屋さんである。

あと、CAとか、ペット屋さんもおったね。

 

年中から転園してきた二人は、

ともかく行事に対する緊張感がすさまじかった。

本番を意識するだけで、騒ぎ始め、

本番は、気を失うかも、という緊張ぶりだった。

 

そんな二人も、一歩、一歩、

着実に自分を信じて強くなった。

 

Mくんが、久しぶりに職員室にきた。

練習第1回目の彼の夢は、世界征服だったが、

2回目は、ケーキ屋さんだった。

でも、言った後に「失敗した」と言っていたし、

それは違うだろうなと思っていたから、

Mくん、大きくなったら何になりたいの?」

と聞いてみた。

「ケーキ屋さん。」

「ほう。」

「カメラ屋さん。

 カメラ屋さんになって、みんなの写真、飾る。」

「ほう!

 じゃあ、まみこ先生の60歳のお誕生日に、

 写真撮ってくれる?」                               

「うん、いいよ~。」

「やった~。

 じゃあ、何着ようかな。」

「服も、あるで~。

 ドレスもある。」

 

年中のとき、「まみこばかくそうんこ」としか、

言わなかったあなたが、

こんなふうに話をしてくれて、本当に嬉しかった。

 

本番は、緊張のあまり、

スッと頭に浮かんだのが「ケーキ屋さん」だったから、

そういったけど、

本当は、てっきり、サッカー選手かと思っていたけど、

こんなふうに語ってくれていたことを、

ここに記しておきます。

 

ご卒園、おめでとう。

職員室にめったに飛び込んでこなくなったことが、

嬉しいはずなのに、寂しくもありました。

本当に、よく頑張ったね。

 

どうぞ、お元気で。

ずっと、ずっと、あなたのことを応援しています。

 

そしてもちろん、一人残らず、みんなのことも。

 

保護者のみなさま。

この度は、お子様のご卒園、まことにおめでとうございます。

謝恩会では、たくさんのお心をありがとうございました。

 

ものすごくいろんな種類の感動に、

未だ浸っています。

 

皆様のご多幸を、心よりお祈り申し上げます。

また、お目にかかれますように。