園長ブログ

子どもと咲く花

保育の醍醐味は、なんといっても先生のものです。

毎日がとても新しくて、きらきらしています。その点、園長といえばお花の世話をするか、えらそうにするか…。

けれど、決まったことがない分、ゆったりとここにいて、あの子、この子に出会えます。

あいまいな存在であるからこそ出会えるあの子のすてき、この子のすてき。

きらりと光る子どもたちの姿を心に留めておきたくて、こうしてコラムを書いてみることにしました。

子どものすてきが、どうか、みなさんに届きますように。

2018.04.30

正直な男? ・・・2歳児

 

ある日、年中さんのとうもろこしの苗を、

ヤマアカガエルのおたまじゃくしの水槽に、

盛大に放った男、Lくん、2歳。

 

許さん。

 

というわけで、

「やりましたかぁ?!」

と尋ねるも、

「やってない。」を繰り返す。

「ウソをつく子は、えんまさまに、舌を引っこ抜かれます!

 いいんですか。

 やりましたか。」

「やってない。」

 

なに。

 

「よし、じゃぁ、まわりの子に聞いてみよう。」

というわけで、担任の先生に証拠集めに行ってもらう。

 

その間に、作ってほしいという、チラシの剣を作ってあげる。

実にノリノリのL氏。

 

と、担任の先生が目撃証言を得て、帰ってきた。

 

「やってるじゃないの!」

「やってない。」

「なに。ウソをつかん!

 もう、剣、作らんぞ。

 やりましたか。」

「はい。」

 

・・・。

なに、そのさっくり加減。

 

「やりましたか?」

「はーい。」

 

そんなにあっさり認めるわけか、君。

それほど、剣がほしいのかね。

 

というわけで、

泥だらけになったおたまじゃくしたちを見せて、

どれほど苦しいかを伝え、

さらに、とうもろこしが食べれんじゃないかと訴え、

それから、年中のお兄さん、お姉さんに謝り、先生にも謝った。

この頃には、流石に悪かったなと思っているようだった。

 

そして、二人で、水槽をお掃除して返した。

 

Lくんのすてき。