園長ブログ

子どもと咲く花

保育の醍醐味は、なんといっても先生のものです。

毎日がとても新しくて、きらきらしています。その点、園長といえばお花の世話をするか、えらそうにするか…。

けれど、決まったことがない分、ゆったりとここにいて、あの子、この子に出会えます。

あいまいな存在であるからこそ出会えるあの子のすてき、この子のすてき。

きらりと光る子どもたちの姿を心に留めておきたくて、こうしてコラムを書いてみることにしました。

子どものすてきが、どうか、みなさんに届きますように。

2018.05.10

名医 ・・・みちこ通信

 

年少のHくんが聴診器をもって、

「どこか悪くないですか?」ときく。

「えーと、お腹の具合が悪いです。」と答えると、

 

「う~ん。たしかに!

 お弁当は、全部食べないといけませんよ~!

 お茶を飲んだら治ります。」

 

といって、チラシの切れ端をくれる。

 

「あとは、手も痛いですか?」と言って、

手も聴診器で見てくれる。

私が「どうですか?」と聞くと、

「うん、手は大丈夫ですね。」

「すいません、足も痛いですけど!」と言ってみると、

「う~ん、それは明日ですね!」

「え~!」

「今日は、忙しいので。」

 

と、名医は別の患者を探しに行きました。

なんておもしろい人なのか。

 

帰りに、「明日は、足を見てくださいね!」とお願いすると、

「名前を書いておいてくださいね。」

ときた。

 

 Hくんのすてき。