木の積み木で基地を作り、
恐竜が来たら、やっつける設定のごっこ遊び。
Hくん、Yくん、Yくんが出かけていき、Kくんが基地に残る。
そこへ、Nちゃん、Lちゃん、Sちゃんがやってきて、
積み木のなかに入ろうとすると、
Kくんが、「女は勝手に入ったらいかん!」という。
ム~、という険悪な雰囲気になり、
「なんでよ~。」と怒る女子たち。
Lちゃんが、腰に手をあてて「だって、遊ぶがやき~。」と抗議する。
Kくんは、少しうろたえちゃうけれども、
この場所は守らなければ!という気持ちで頑張る。
そこへ、3人が帰ってきて、
Yくんが「何なが?」と挑戦的に・・・。
そして、Hくんが「勝手に入らんとって。」という。
すると、女の子同士顔を見合わせ、
Nちゃんが「え~、どうする~。」といい、
3人は場を離れて何か話し合う。
積み木で遊ぶのをあきらめたかと思ったが、そうではない様子で、
また、彼らのところに戻ってくると、
3人で、顔を見合わせて何やら相談し、
「よせて!」と仲間感満載で言うと、
男の子たちは、顔を見合わせて、少し恥ずかしそうに、
「いいよ。」と。
(これですかね!
男子は、こうで、女子はこう。
なんですかね!・・・エンチョウの叫び)
素直にかわいらしくいうと、相手も聞いてくれるということを、
この年齢になると子ども同士理解して、駆使していくのだと、
驚きでした。
(いや、私も驚きです。爪のあかを煎じて飲まないかん)
そうして、基地は、いつしかままごとセットが導入されて、
お家ごっこに変身し、平和な家庭が築かれたのでした。
子どものすてき。