Kくんがダンゴムシを見つけた。
すっげえ!!
すっっげえ!
と目を見張る。
そして、両手の指にダンゴムシをはさみ、
「みて。
ふたちゅ。ふたちゅ。」
「ふたちゅ」・・・。
かわいいなぁ。
「すっげえ」けど、「ふたちゅ」なのね。
ちなみに、彼は、去り際に、
「好きにしやがれ。
好きにしやがれ。」
と意味もなく、言って行った。
言葉を覚えるって、こんな感じだね。
子どものすてき。
保育の醍醐味は、なんといっても先生のものです。
毎日がとても新しくて、きらきらしています。その点、園長といえばお花の世話をするか、えらそうにするか…。
けれど、決まったことがない分、ゆったりとここにいて、あの子、この子に出会えます。
あいまいな存在であるからこそ出会えるあの子のすてき、この子のすてき。
きらりと光る子どもたちの姿を心に留めておきたくて、こうしてコラムを書いてみることにしました。
子どものすてきが、どうか、みなさんに届きますように。