園長ブログ

子どもと咲く花

保育の醍醐味は、なんといっても先生のものです。

毎日がとても新しくて、きらきらしています。その点、園長といえばお花の世話をするか、えらそうにするか…。

けれど、決まったことがない分、ゆったりとここにいて、あの子、この子に出会えます。

あいまいな存在であるからこそ出会えるあの子のすてき、この子のすてき。

きらりと光る子どもたちの姿を心に留めておきたくて、こうしてコラムを書いてみることにしました。

子どものすてきが、どうか、みなさんに届きますように。

2018.06.30

子どもの不思議 ・・・年長児

 

Yちゃんは、いつもお姫様になる。

それがまた、フランス人形のような美人であるから、

実に見とれるかわいさである。

彼女は、年少の頃からずーっとぶれずに一人お姫様になり、

ドレスを着て、レースや赤のマントを羽織り、

手作りの冠や髪飾りをつける。

 

そんなYちゃんが、今日もドレスで、

手作り冠を被って歩いていた。

もう一度、見たときには、

耳に紫のお花紙で作ったイヤリングがつけてあった。

年長になっても、このぶれなさ、

すごいなぁ、と思ってみる。

 

そして、彼女はけん玉を始めた。

相当、粘って頑張るが、なかなかできない。

ときに、手首に、玉が当たり、

「あいて。」といっている。

それでも続けるYちゃん。

 

と、いきなりその美しい彼女が、

 

「もう、がまんできん!!

 くそ!」

 

といってドレスを脱ぎ、それを後ろ足で蹴とばした。

 

はい?

 

そして、短パン姿になって、

けん玉を始め、

さらに、「うんぎーっ、」

とイヤリングを外して、けん玉に取り組んでいた。

 

あ、あなたがそんな男前やったとは、

しらんかった。

 

そして、そのあと彼女は、

ねこちゃんになって、一人でおじゃみを投げて、

一人高這いで捕りに行っていたが、

それが、めちゃめちゃ早かった。

 

さらに、仲間のねこができ、

女王様のような雰囲気満載のSちゃんにつながれて、

散歩していた。

 

子どもの不思議。