園長ブログ

子どもと咲く花

保育の醍醐味は、なんといっても先生のものです。

毎日がとても新しくて、きらきらしています。その点、園長といえばお花の世話をするか、えらそうにするか…。

けれど、決まったことがない分、ゆったりとここにいて、あの子、この子に出会えます。

あいまいな存在であるからこそ出会えるあの子のすてき、この子のすてき。

きらりと光る子どもたちの姿を心に留めておきたくて、こうしてコラムを書いてみることにしました。

子どものすてきが、どうか、みなさんに届きますように。

2018.07.20

手がしゅわしゅわする ・・・2歳児

 

Hちゃんは、ピンピンと物事が響く、天才2歳児である。

いつも、私を見つけてロックオンする目は、

「不審者だな、お主」と言っている。

 

そんなHちゃんに、

「失礼します!」といってお母さんから引き取る。

 

すると、「ちょうちょ捕まえる。」

というので、「ちょうちょ捕まえる!」と南倉庫に向かう。

虫取り網を探していると、

「手で捕まえるが。」とはっきり言われる。

 

そうなのか。

 

それで、虫取りかごをもって、花壇へ。

小さなちょうちょじゃないとだめだという。

羽が破れた蛾はいたが、

小さなちょうちょがいないので、二人で呼んでいると、

ちゃんとやってきた。

 

それは、他の子が群がって、手で取っていた。

すごいな、みんな。

 

それから私が草を引いていると、

ちゃんとHちゃんが、ちょうちょを手で捕まえて持ってきた。

 

すごいな。

 

そして、

「ちょうちょ手でもったら、ここがしゅわしゅわする。」

といった。

 

いいなぁ。

 

それは、「鱗粉」というもので、

ちょうちょの羽は粉でできているから、

それが付いたんだね、と話をしたが、

何より、そんなふうに身体で感じ、

それを言葉でそのままに表現することのすばらしさを思う。

 

子どものすてき。