さら粉を集めているような感じのRくんに、
「ほら、こうしたら、さら粉出てくるよ。」
とケーキ用のふるいを紹介する。
それは、それなりに見てくれたが、
彼は、また全部それらをバケツに戻し、
私にバケツを振って見せ、
「こうしたら、さら粉になる。」
といった。
砂利とさら粉が一緒になったそれらは、
バケツごと振られることで、
重い石順にグラデーションを帯び、
最後にさら粉が集まっていた。
いいなぁ。
身体で分かり、心で気づく。
子どものすてき。