お昼寝の時間、ピアノを弾きだすLくん。
な、何をするか。
その後、積木をシーソーにして、
ガタガタガタガタガタガタとうるさいので、
抱っこして外へ出す。
「なんで、ピアノを弾きましたかぁ。
うるさい。
他のお友だちが眠れません。
なぜ、お昼寝をしなければならないか、
わかりますか。」
「・・・・。」
「背がのびないからです。
小さいままでいいのか。
うんぬんかんぬん。」
そして、二人で外を見る。
しばし沈黙。
心地のいい、風が吹く。
「風が吹いてるね。
「ふぅん。」
「気持ちいいね。」
「ふぅん。」
しばし沈黙。
「おふとん入ろうか。」
「うん。」
というわけで、寝た。
次の日、朝Y先生に抱っこされているLくんに会う。
「Lくん、おはよう~。
いうこときかん男。」
というと、
「いうこときかんが、仕事やもね!」
と、Y先生にぐるぐる回されていた。
Lくんのすてき。