園長ブログ

子どもと咲く花

保育の醍醐味は、なんといっても先生のものです。

毎日がとても新しくて、きらきらしています。その点、園長といえばお花の世話をするか、えらそうにするか…。

けれど、決まったことがない分、ゆったりとここにいて、あの子、この子に出会えます。

あいまいな存在であるからこそ出会えるあの子のすてき、この子のすてき。

きらりと光る子どもたちの姿を心に留めておきたくて、こうしてコラムを書いてみることにしました。

子どものすてきが、どうか、みなさんに届きますように。

2018.08.10

セミ取り ・・・年長児

 

「先生、セミ取って~。」

「え~、先生、セミ取るの下手やけど、

 よう、わからんし。」

 

というわけで、Lくんと一緒にセミを取ることになる。

夏の園庭と言えば、セミ取り。

私たちの頃は、クマゼミが珍しかったのに、

今は、アブラゼミの方が、珍しく、人気である。

 

「アブラや!」

「え、どこ?」

「あそこ!」

「は?」

「アブラ!アブラ!あそこ!」

「へ~?」

「あーそーこ!」

「はい?」

「あそこ!」

どこなん・・・。

「あそこ!」

わからん!

「あそこ!」

「あそこじゃわからん!

 右か!左か!上か!この枝の真ん中のとか!

 言うてくれんとわからん!」

 

「・・・。」

「あそこ!

 左!左!上!」

 

あ、あれか。

 

で失敗する。

 

「へへーん。逃げられた~。

 まみこ先生のせい~。」

 

 

子どものすてき。