Kくんは、朝、登園するなり、
ダンモグシ!といって花壇の前にしゃがみ込む。
いいなぁ。
このまっすぐな思い!
最高だな~。
ちなみに、私は彼がなんと発音しているのかわからず、
相当何度も耳をそばだて、
その言葉を反芻し、やっとのことで、
「ダンモグシ」であることがわかった。
その昔、スパゲッティということができず、
スカバッティと言っていた自分を思い出した。
彼は、ダンゴムシをとても丁寧に、
万歳させるかのように持つので、
いつもつぶれてしまっていた。
そんな彼が、死んだダンゴムシを手のひらにのせ、
「動いて!動いて!」
といっていたそうであった。
命とかかわることで、
命がわかるんだな、と思った。
子どものすてき。