夕方、園庭でダンゴムシを探して遊んでいたSくん。
お母さんがお迎えに来て、
「もう、帰るからダンゴムシもお家に帰そう。」
というと、「いやだ。持って帰る。」と駄々をこねる。
すると、年長のSくんが、
「人間て、ずるいよね。」と・・・。
(さすが、哲学者Sくん)
何かいけないことをしていると感じたSくんは、
そのままダンゴムシを逃がし、「バイバイ。」といって、
お母さんと帰っていきました。
それ以来、Sくんが帰るとき、
年長のSくんに、「バイバイ」と声をかける姿が見られています。
子どもの学びって、いろんな場面であるんですね。
年長のSくん曰く、
「生き物をつかまえて、セミとか、殺してしまう人間は、
いけないと思う。」ということでした。
生き物の命の大切さを、小さいクラスの子どもたちにも、
改めて伝えていきたいと思います。
子どものすてき。