朝、何気なく出会った年長のRくんが、
「どうして人を好きになるが?」と聞いてきた。
突然の質問に、どんな返事を望んでいるのか考えながら、
素直な気持ちで、
「やさしい言葉をかけてもらったり、
かっこいいなぁ、とか思って、
友だちを好きになったりするんじゃないかな。」
というと、
「ふ~ん。 そうかぁ・・・。」
といって、とりあえずその話は終わった。
そして夕方、Rくんが、年少さんと一緒に遊んでいて、
「先生は、年少の先生やき、年少が好きなが?」
と聞いてきた。
「年少さんも好きやし、
幼稚園のみんな、大好きやけど。」
と答えると、
ふ~ん、そうなんだ~。という顔をするので、
「Rくんは誰が好きなの?」と尋ねると、
周りを見て、私の耳元で、
「Aちゃん。」といった。
「え~!どうして?」と聞くと、
「いろいろな髪型をするき。」
ということだった。
「Aちゃん、かわいいもんね。
先生も大好き!」
というと、すごく嬉しそうに、
「うん。」
というRくんでした。
小さくて、薄いピンク色をしたお花のような恋。
いいなぁ。
子どものすてき。