りす組さんと森に行った。
お父さんたちが作った、朽ち木、倒木置き場を紹介する。
それは、とても美しく組まれていて、
森に人の手が入っていることを実感させる。
その上に、Mくんが登っていって、こういった。
「おれ、かなりこれ気に入ったかも。」
君はとても、お坊ちゃんな感じですのに、
どこで覚えたその感じ。
子どものすてき。
保育の醍醐味は、なんといっても先生のものです。
毎日がとても新しくて、きらきらしています。その点、園長といえばお花の世話をするか、えらそうにするか…。
けれど、決まったことがない分、ゆったりとここにいて、あの子、この子に出会えます。
あいまいな存在であるからこそ出会えるあの子のすてき、この子のすてき。
きらりと光る子どもたちの姿を心に留めておきたくて、こうしてコラムを書いてみることにしました。
子どものすてきが、どうか、みなさんに届きますように。