お花畑で、お花の世話をしていると、Oちゃんがやってきました。
「まみこ先生、何しゆうが?」
「ん~、お花のお世話してるよ。」
と、終わったパンジーの花を採っていると、Oちゃんの目がキラリと光りました。
「ぬ、いかん。真似して全部取るつもりだな。」
と察知したドウモト園長。
「これね~、終わったお花をね、こうやって採ってあげると次のお花が咲くの。」
と終わったお花を強調して、見せながら採ると、
「そういうことか~」と合点がいったかのように、急に表情がやわらかくなりました。
そして、私の肩に手をおいて、「どれ?」とのぞき、共同作業が始まりました。
そこへ風が。
「あ~!かぜ~!」ととっても嬉しそうなOちゃん。
「あ~、ほんと、かぜ~。お花も揺れてるね~。」
心があったかくなって微笑む私。
と、もっと大きな風がやってきました。
「かぜ~~!わはははははは。」
風で爆笑できる2歳。ほんとにすてき。