園長ブログ

子どもと咲く花

保育の醍醐味は、なんといっても先生のものです。

毎日がとても新しくて、きらきらしています。その点、園長といえばお花の世話をするか、えらそうにするか…。

けれど、決まったことがない分、ゆったりとここにいて、あの子、この子に出会えます。

あいまいな存在であるからこそ出会えるあの子のすてき、この子のすてき。

きらりと光る子どもたちの姿を心に留めておきたくて、こうしてコラムを書いてみることにしました。

子どものすてきが、どうか、みなさんに届きますように。

2019.03.10

ある年長児との会話 ・・・年長児

 

Tくんが、「社長って、金持ちなが?」と尋ねてきた。

「うーん・・・、

 うまくいっている会社の社長はお金持ちかもしれんけど、

 うまくいってない会社の社長は、お金持ちじゃないね。」

すると彼は、「課長っておる?その上は?その下は?」

と会社のヒエラルキーについて質問してきた。

 

そして、「社長って、お金払わんといかんが?」

とも聞いてきた。

「うん、そうやね。」と答えると、

「なんで?

 お金、なくなるやん。」という。

そこで私は、給料についてあーだこーだと説明した。

 

すると彼は、

「園長先生って、幼稚園で一番えらいが?」

と聞いてきた。

「いや、別にえらくはないけど、

 責任が一番あって、幼稚園で起こることは、

 全部、まみこ先生のせいということになりますね。」

「責任をとるが?」

「そう!(そんなことわかってんのね)

 全部、責任取らないかん。」

それから、彼の質問は、「園長先生の次の人って誰?」

になり、「責任を一番とらんでえい人って誰?」

までにおよび、「新人。」と答えた私であった。

 

年長さんて、もうそうやって社会の仕組みについて、

興味を持つんだなと、感動したことでした。

 

子どものすてき。