今回の話は、遊び=学びではなくて、
遊びはまさしく休憩だったという話である。
生活発表会2日前、久しぶりに、ばら組さんで遊んだ。
Sちゃんが、コーヒーに誘ってくれたので、
積み木のお家に入る。
するとSくんが来て、これがリモコンで、これがテレビ、
と即座に説明してくれて、サービス精神を発揮してくれたが、
「何・・・。
これが、リモコン?
こんなリモコン、あるか?
なんじゃこりゃ。」
とダメ出しをする。
だって、ただの大きすぎる積み木ですもの。
どうやって、使う訳よ。
すると、ちょい、リモコンらしい空き箱を二つ持ってくる。
ふーむ、と見ていると、
Sくんがささっと、電源と数字を書いてきて、
「はい、ボタンと、数字書いた、ちゃんと。」
と持ってくる。
わかってるじゃないか。
ただ、茶色の箱にピンクで書いてあるから、微妙に見えない。
普段なら、「わかりづらい、ボタン押しづらい。」
と文句をいうところだが、
今日はやめておこう。
だって、全体的に、休憩的遊び感満載なんだもの。
生活発表会二日前って、遊びは余暇って感じになるのね。
と、今度はSちゃんが、
コーンポタージュの箱とキノコの山の箱を持ってきて、
「はい。」と置く。
「何これ?」
「スープ。」
「どこが!
ただの、箱じゃんか。
さて、チョコは、と。
何これ!空っぽじゃないか!」
というと、ぎゃははは、と笑う子どもたち。
それから、空き箱リモコンで電源をつけるフリをして、
適当なパフォーマンスで、番組をやった。
私は、お天気お姉さんをやり、
Sくんは、お笑い芸人的にむちゃくちゃなことをしていて、
意味不明だった。
ちなみに、武器商人のRくんの宣伝番組もあり、
私が「すごいですね~。」と大げさに反応すると、
彼はこれがいたく気に入って、何度もしてくれた。
続く。