夕方になると、年長さんと過ごす年少、ぞうぐみさん(2歳児)。
Sちゃんが、「見て見て、これSが描いたが!」
と見せてくれたのは、一筆書きの星の形。
「すごい!」というと、
「おばあちゃんが、教えてくれたが。」
という。
「え~、先生は、大人になって描けるようになったけど。」
「Sは、もう大人に近いきできるが。」
「すごい。もうすぐ大人になるが?」
「うん・・・、まだやけど、大きくなっちゅうろう!」
(確かに。それは言える。)
その傍で、Eちゃんが、「これ描いた。」と見せてくれる。
とてもバランスのよいかわいい女の子が描かれている。
何よりびっくりしたのは、その目。
目の中に、小さな丸が煌めいていて、まさしくお姫様の目になっている。
「すごい。上手に描けて素敵な女の子の絵だね!」というと、
Sちゃんが、「どうやって描くが?」とEちゃんに聞く。
私も、「誰に教えてもらったが?」と聞くと、
Eちゃんは、
「教えてもらってない。
年長のIちゃんが描いているのを毎日見てたが。
それで覚えた。」
といった。
さすが。
天才や。
子どものすてき。