4月、はと組の子どもたちは、
一足先に、進級のクラスに移動しました。
年長さんになったSくんが、2階に行く階段から大型遊具の方を見て、
「あそこで寝たら、気持ちよさそうやね!」と言いました。
見ると桜が満開で、それがお日様の光に照らされ、
絵に描いたように美しい風景がありました。
「ようし!
行こう!」
と4人でそこに行って、ごろんと横になりました。
「本当にきれい!」
「すごくきれいだね。」
「うん!気持ちいい!」
と口々に思いが口に出て、Sくんが、
「思ったとおりや。」
とつぶやきました。
そこへN先生とM先生とY先生が通りかかって、
「何しているが?」
と声をかけてくれました。
子どもたちと一緒に、
「すごくいいことがあるから!」と呼んで、
ごろんと横になって上を見て、と誘うと・・・。
先生たちも思った通り、
「わぁ、きれい!」
と感動の声をあげてくれました。
子どもたちが「やったね!」という表情を浮かべるなか、
Sくんが、「先生たちが、笑ってくれてよかった。」
と何気なくいいました。
「どうして?」
と尋ねると、
「だって、笑った顔がいいもん!」
ですって。
暖かな春の一日です。
子どものすてき。