年少の3人組が、
ジャングルジムから3本の縄をたらし、
その下にバケツを置いて如雨露で水をかけて遊んでいる。
何に見立てているのかと話しかけてみると、
Yちゃんが、「練乳を作ってるが。」という。
「どうやってできるが?」と尋ねると、
「牛乳とお水を混ぜてできるが。」という。
「え~!すごいね。
じゃあ、できたら食べに来るね。」
というわけで、少し時間をおいて行ってみると、
みんなでイチゴに練乳をかけて食べたから、もうない、
と言われた。
「え~!食べたかった!」
と私が言うと、
「大人やき、わがまま言わないが。」
とSちゃんが言う。
日頃言われてるな、と思い、もう一度、
「いやだ~!食べたい~。」
と言ってみる。
すると、AくんとYちゃんがコソコソと話をして、
それから、「ちょっと待ってて。」と言って、
Sちゃんが、砂入りのカップを差し出して、
「はい、かきごおり。」と言うと、
そこに、水の練乳をかけてくれ、
「食べて。」と渡してくれた。
「う~ん!おいしい!」
と私が食べると、Aくんが、
「じゃあ、お仕事頑張ってね!」と激励してくれた。
うーん。すごい。
「ありがとう!おいしかった。」とお礼を言うと、
「今日は、もうおしまいやきね。」と3人で片付けをして、
「明日もしようね。」と3人で話していた。
子どものすてき。