それで、片付けになった。
何度も、マジックを繰り返していたAくんとTくんは、
疲労混狽であった。
特に、Tくんは演技もしながら、後ろに出たり入ったり、
大変だったろう。
倒れこんでいる二人を見て、
Kくんがこういった。
「先生、AとTは、いいろう。
ぼくらぁが全部片づけるき。」
男前やのう・・・。
年少のときは、旅人で、
ぜんぜん、他の子どものこと気にせんかったのにのう。
花開く子ども。
子どものすてき。