冬。
すくすくの森は、冒険の森となる。
節分とか生活発表会への具体的な種まきが始まるので、
いろんなものが住むことになる。
例えば、鬼、やまんば、盗賊、魔女・・・。
この間は雪女まで登場した。
どんだけ?この森。
そのうち、「なんかおかしい・・・。」
と、子どもたちも気づくであろう。
だいたい、「サンシャインに行っているから、今はいない。」
という設定が笑える。
午後のミーティングで、
お菓子の家のお話にちなんで、
どこか魔女の家になるようなところありませんか、
という問いかけがあった。
さすがに、鬼ややまんばや盗賊に使われている頂上の洞穴は、
無理がある。
一つ、敷地外にすさまじきホッタテ小屋があるが、
その不気味さでは、お菓子の夢を打ち砕くであろう。
魔女が魔法をかけ忘れたという設定も考えられたが、
それにしても不気味である。
それで結局、魔女のお家は飛んで行ってない、
という設定になった。
なんでもありなんすよ、イメージの世界は。
それに加えて、工事中の「こんこんこんこん」だの、
「ががががが」だのの人工的な音が、異世界を演出してくれて、
雰囲気満点の冬の森となった。
ちなみに雪女は、椿の森で、風となって登場するらしい。
報告が楽しみである。
つづく。