園長ブログ

子どもと咲く花

保育の醍醐味は、なんといっても先生のものです。

毎日がとても新しくて、きらきらしています。その点、園長といえばお花の世話をするか、えらそうにするか…。

けれど、決まったことがない分、ゆったりとここにいて、あの子、この子に出会えます。

あいまいな存在であるからこそ出会えるあの子のすてき、この子のすてき。

きらりと光る子どもたちの姿を心に留めておきたくて、こうしてコラムを書いてみることにしました。

子どものすてきが、どうか、みなさんに届きますように。

2020.01.20

パク ・・・みちこ通信

 

給食のぐる煮。

その中の小豆を食べたくないと最期まで残しているLくん。

「ぜったいおいしいから、食べよう。」と食べてみせると、

一つ小豆を持って、「もう、捨てる。」と席を立つ。

そして、鏡の前に立つLくん。

 

どうするかな、と見ていると、

鏡を見ながら「パク」と口に入れ、

「う~ん、おいしい!」と言って帰ってきた。

「Lくんにだまされた~。」と私が笑うと、

嬉しそうに残りの小豆を一粒ずつ「おいしい!」と、

言いながら全部食べた。

 

「がんばったね!」と言ってタッチすると、

「えへへ。」と笑い、

「みちこ先生をだましたが。」と言っていた。

 

いやいや、本当は頑張った自分が、照れくさかったのよね。

 

子どものすてき。