年長の子どもたちから、大丸の袋に入った品をもらった。
箱には、手作りの熨斗がつけてあり、
「お世話になっています。
ありがとう。
あやめ」
と書いてあった。
ところが、あまりに私にとって脈絡がなかったプレゼントであったため、
そして、子どもたちがあまりに盛り上がって、
なんか、ウキウキして渡してくれたため、
妙に、混乱していまい、
あろうことか、「びっくり箱じゃないでね。」
と言ってしまった。
実際、そっちの方が多いんだもの~、いつも~。
それで、元気なHくんの顔がさっと曇ったので、
まずい、
まじやん。
と瞬時に深く反省した私は、
園長御用達の特別バージョン笑顔で、
「ありがとう。」
と心を込めて言い、
Hくんの表情がすっと嬉しそうな表情に変わったのを見て、
なんとか切り抜けた・・・、
と冷や汗を拭いながら、
箱を開けた。
すると中に、手作りの贈答用文旦が二つ入っていた。
高知だのう・・・。
ありがとう。
子どものすてき。