そうして、いろいろと園長ドウモトマミコは忙しくなり、
付き合えなくなって数日が経ち、
またも、どうしても散歩にでかけたくなったH氏だったが、
ちょうど、タイミングもよい日があり、久しぶりにでかける。
回り道で、H氏は遊歩道を選んだ。
私が「んじゃ、こっち通ろう。」
といって、車道側の川沿いのセメントの淵を歩くと、
「こわいで!
落ちるで!!
落ちたらどうするが!」
と、H氏。
いつもと逆やね。
子どものすてき。
保育の醍醐味は、なんといっても先生のものです。
毎日がとても新しくて、きらきらしています。その点、園長といえばお花の世話をするか、えらそうにするか…。
けれど、決まったことがない分、ゆったりとここにいて、あの子、この子に出会えます。
あいまいな存在であるからこそ出会えるあの子のすてき、この子のすてき。
きらりと光る子どもたちの姿を心に留めておきたくて、こうしてコラムを書いてみることにしました。
子どものすてきが、どうか、みなさんに届きますように。