園長ブログ

子どもと咲く花

保育の醍醐味は、なんといっても先生のものです。

毎日がとても新しくて、きらきらしています。その点、園長といえばお花の世話をするか、えらそうにするか…。

けれど、決まったことがない分、ゆったりとここにいて、あの子、この子に出会えます。

あいまいな存在であるからこそ出会えるあの子のすてき、この子のすてき。

きらりと光る子どもたちの姿を心に留めておきたくて、こうしてコラムを書いてみることにしました。

子どものすてきが、どうか、みなさんに届きますように。

2020.04.29

「いやだ、いやだ」の先 ・・・年中児

 

せっかく森があるので、

森の保育をやることにした。

 

在園児に連絡。

申し込みの電話の後ろで、ものすごい「いやだ」を連発するHくん。

目に浮かぶ。

そしてその「いやだ」ぶりに負け、一度電話を切るお母さん。

 

だが、結局森にやってきた。

「あらぁ!

いやだいやだいやだいやだやったのに、

森に来てくれて嬉しいわぁ。」

と園長ドウモトマミコ。

 

薄い笑いを浮かべるHくん。

 

その帰り、彼は私と一緒に歩きながら、こう言った。

 

「もう、こない。」

 

「あぁ、そう。」

 

「また来る。」

「それは嬉しい。」

 

「毎日来る!」

 

「それは無理。」

 

子どものすてき。