園長ブログ

子どもと咲く花

保育の醍醐味は、なんといっても先生のものです。

毎日がとても新しくて、きらきらしています。その点、園長といえばお花の世話をするか、えらそうにするか…。

けれど、決まったことがない分、ゆったりとここにいて、あの子、この子に出会えます。

あいまいな存在であるからこそ出会えるあの子のすてき、この子のすてき。

きらりと光る子どもたちの姿を心に留めておきたくて、こうしてコラムを書いてみることにしました。

子どものすてきが、どうか、みなさんに届きますように。

2020.05.20

できないの ・・・年少児

 

お昼寝あけ、ものすごい泣き声が聞こえてきた。

Mちゃんだな。

泣くときは、大変に激しい。

 

夕方、園庭で出会ったので、Mちゃんに聞いてみる。

「Mちゃん、さっき、お昼寝から起きて、

 泣いてたのMちゃん?」

 

「うん。」

 

「さびしくなった?」

「うん、お母さんとお父さんに会いたくなったが。」

 

「そうか。

Mちゃん、泣いてもいいけど、もうちょっと、静かに泣けん?」

 

「んー、Mちゃん、それはできないの。」

 

「できない!

 それはなんで?」

 

「んー。

 わからんけど、できんが。」

 

そうか。

 

子どものすてき。