今年の新年長は、年中児のとき、
実に年中児らしく、ウダウダと過ごした。
ウダウダ太郎とウダウダ花子しか、
およそおらん学年であった。
そのせいであろうか。
あっという間に、年長さんになってしまった。
顔つきが変わり、身体も心も急に大きくなったようである。
何より、「食べさせて」という雰囲気が皆無、という感じになった。
どんだけ、食べるのが遅く、
どんだけ、食べさせてもらうのを待っていたことか。
この学年は、生活場面のやる気が実にない。
何しろ、エンジンのかかりが遅く、ものぐさである。
ところが、代わりと言っては何であるが、
技能が非常に高い。
年中のときのコマできる率は非常に高く、
縄跳びの技も、すでに小学生並みに多彩である。
何をやらせても、器用にやりきる。
つまり、自律心には課題があるが、
やる気を出したら、すごい。
ということになる。
なんか、高知県民?
どんな年長さんになるかなぁ。
楽しみやなぁ。
子どものすてき。