園長ブログ

子どもと咲く花

保育の醍醐味は、なんといっても先生のものです。

毎日がとても新しくて、きらきらしています。その点、園長といえばお花の世話をするか、えらそうにするか…。

けれど、決まったことがない分、ゆったりとここにいて、あの子、この子に出会えます。

あいまいな存在であるからこそ出会えるあの子のすてき、この子のすてき。

きらりと光る子どもたちの姿を心に留めておきたくて、こうしてコラムを書いてみることにしました。

子どものすてきが、どうか、みなさんに届きますように。

2020.06.10

泣いちゃうんです ・・・年少児

 

「うわーん。」

とTくんが泣いている。

 

なんと、お着替えが嫌とのこと。

まわりはもう、給食を配り終えて、

さぁ、食べますよとなっている。

 

あーだ、こーだと優しい言葉をかけ、

手伝ってはみるが、

あまりにうるさく、うわんうわん、と泣くので、

試しに、

「うさぎぐみさーん。

 Tくん、うるさいと思う人~。」

と聞いてみる。

普通に、「はーい。」という声が返ってくる。

 

そうですよね。

 

「ほら、うるさいってよ。

 どうする?

 あっちで着替える?

 それとも、泣き止んで、ここで着替える?」

 

と聞くと、「うんうん」とうなづきながら、

彼はそくテラスを選んだ。

そして、抱っこと手を広げる。

 

ご自分でも承知か?

それで、テラスに出ると、すっかり泣き止んで、

自分で着替えて、洋服をたたむまでして、

無事着替えたのであった。

 

ひっこみがつかん、子どものすてき。