園長ブログ

子どもと咲く花

保育の醍醐味は、なんといっても先生のものです。

毎日がとても新しくて、きらきらしています。その点、園長といえばお花の世話をするか、えらそうにするか…。

けれど、決まったことがない分、ゆったりとここにいて、あの子、この子に出会えます。

あいまいな存在であるからこそ出会えるあの子のすてき、この子のすてき。

きらりと光る子どもたちの姿を心に留めておきたくて、こうしてコラムを書いてみることにしました。

子どものすてきが、どうか、みなさんに届きますように。

2020.06.20

トランプ② ・・・年長児

 

さて、Mくんも入って、ゲームを続ける。

手札は、3枚で100円の札がなくなり、

500円の札が残る。

それで、500円ばかり引いてしまう。

それは、それで嬉しかったのだが、

Aくんが、100円を引く。

私は、500円しかない。

 

・・・・。

 

そこで、500円の札を取られる。

 

・・・・。

 

ちがうくないですか、それ。

あとの400円は、どうしてくれる。

 

「おつりちょうだい。」と何故か言えず、

そのまま、3回も500円の札を取られる。

その間、私は、「借金てさ~、どうすんの。」とつぶやいている。

 

それで、私は、エースを引く。

A「あ、それ1万円。」

M「何。1万円!きゃっほー。」

と喜ぶ横で、Mくんが困惑している。

 

手には、500円の札が一枚。

その申し訳なさそうな、困った顔をみた私は、

喜んで1万円を取り立てる気にもならず、

M「もう、えいわ。」

と500円札を一枚受け取った。

 

100円のところ、500円取られるとか、

もういいわ、まけてあげるわ~、

 

とか、私たち、なにやってるん?

 

子どものすてき。