園長ブログ

子どもと咲く花

保育の醍醐味は、なんといっても先生のものです。

毎日がとても新しくて、きらきらしています。その点、園長といえばお花の世話をするか、えらそうにするか…。

けれど、決まったことがない分、ゆったりとここにいて、あの子、この子に出会えます。

あいまいな存在であるからこそ出会えるあの子のすてき、この子のすてき。

きらりと光る子どもたちの姿を心に留めておきたくて、こうしてコラムを書いてみることにしました。

子どものすてきが、どうか、みなさんに届きますように。

2020.06.30

女の子 Rちゃん ・・・年中児

 

磯遊びの日、Rちゃんは、大泣きに泣いた。

そういえば、年少さんの最初の森でも、そんなことがあったなぁ。

 

とてもしっかりさんで、

おりこうさんで、

ついでにとてつもなく可愛いいRちゃん。

 

だが、その風体に似合わず、この日は、すさまじい泣きぶりだった。

そして、一年前と同じく、

「じゃぁ、帰る?」と大人が本気で提案すると、

さっきまでは、「帰る」と連発していたのに、

むしろ首を振って、泣きながらお弁当を食べ始めるという、

持ち味の生真面目さを発揮し、

けれど、最期は疲れ切って、帰った。

きっと、体調が優れなかったし、

いろいろとなんやかんや重なったのだろう。

本当に、珍しい姿で、なんだか気の毒だった。

 

さて、次の日、Rちゃんは、禰豆子になってお友だちと遊んでいて、

私の後ろを何回か通った後、

私のところに、一人で歩いてきて、

 

「あのね、昨日、Rちゃん、

海に行って、きれいな貝拾うた。」

 

と言った。

 

うん。

知ってる。

 

その他も。

 

これは、そのときの気まずさ故の言葉であろうか?

 

子どものすてき。