聞いた話。
Hくんは、お泊まり保育前にこう言っていた。
「なんか、僕、興奮するかもしれん。
止まらんなりそう。」
よくぞ言った。
確かに止まらん、君はいろいろ。
ここまで、自分を正確に予想するとは!
それで彼は、基本的に落ち着いてお泊まり保育を迎え、
終えたのであった。
子どもの知性のすてき。
保育の醍醐味は、なんといっても先生のものです。
毎日がとても新しくて、きらきらしています。その点、園長といえばお花の世話をするか、えらそうにするか…。
けれど、決まったことがない分、ゆったりとここにいて、あの子、この子に出会えます。
あいまいな存在であるからこそ出会えるあの子のすてき、この子のすてき。
きらりと光る子どもたちの姿を心に留めておきたくて、こうしてコラムを書いてみることにしました。
子どものすてきが、どうか、みなさんに届きますように。