園長ブログ

子どもと咲く花

保育の醍醐味は、なんといっても先生のものです。

毎日がとても新しくて、きらきらしています。その点、園長といえばお花の世話をするか、えらそうにするか…。

けれど、決まったことがない分、ゆったりとここにいて、あの子、この子に出会えます。

あいまいな存在であるからこそ出会えるあの子のすてき、この子のすてき。

きらりと光る子どもたちの姿を心に留めておきたくて、こうしてコラムを書いてみることにしました。

子どものすてきが、どうか、みなさんに届きますように。

2020.08.20

あんたもそうやんか ・・・年長児

 

Yくんが、水着に着替える段になって、

ぴえ~んと泣き出し、

「T先生が来るから嫌~。」

と泣き出した。

「なんや、T先生が嫌なんか?」

と聞くと、

「大嫌い。」

と言って、泣く。

 

怒られたな、なんか。

 

「わかったわかった。

今日は、T先生は来ませんよ。

来ません。

T先生、怒ってばっかりなんやろう。

まみこ先生が、言うといたるわ。」

と言うと、Nちゃんが、

 

「あんたも、怒るやんか。」

 

といった。

 

「・・・。

そら、そうですわね。

怒らんで済む先生って、この世におるのかしら。」

 

と、納得する園長ドウモトマミコ。

この言葉に、「そうね~」と頷いたり、

「あんまり、T先生のこと言わんとき。」

というふうに、Nちゃんに共感する感じがあったり、

子どもは子どもでバランス感覚があるもんであった。

 

ちなみに、このYくんは、友だちと何やらトラブルの後、

お弁当のテーブルで一人になり、

「これで、怒られんで済む。」

と、ほっとした表情でいたが、

流石に一人もね、

と思い、ちょっと距離をとって「ここに座らしてや。」

といって、一緒に食べると、結構嬉しそうであった。

 

Yくんよ、

なんか、いごっそう街道まっしぐらやなぁ。

 

子どものすてき。