園長ブログ

子どもと咲く花

保育の醍醐味は、なんといっても先生のものです。

毎日がとても新しくて、きらきらしています。その点、園長といえばお花の世話をするか、えらそうにするか…。

けれど、決まったことがない分、ゆったりとここにいて、あの子、この子に出会えます。

あいまいな存在であるからこそ出会えるあの子のすてき、この子のすてき。

きらりと光る子どもたちの姿を心に留めておきたくて、こうしてコラムを書いてみることにしました。

子どものすてきが、どうか、みなさんに届きますように。

2013.12.20

よいしょー

 

高い青空。

向こうには、白いすじの雲。

そして、温かな陽射し。

 

園庭に広がるのは、はなやかな子どもたちの声です。

 

よいしょー。

 

よいしょー。

 

そう、12月11日は、おもちつきでした。

お父さん、お母さんと共につくられる豊かな時空間。

お父さんの腕が舞い、子どもの声が重なっていきます。

 

お母さんの返す手つきに、しばし見入り、

 

そしてまた、杵とおもちが出合う音と、子どもの声が重なっていきます。

なんて、楽しそうなんでしょう。

 

お父さんとお母さんに、笑顔と笑顔。

そして子どもには、笑顔と驚きと集中の目。

 

子どもは、リズムを持った単純なことに飽きないものですが、

この「よいしょー」も、限りなく楽しみました。

 

お手伝いに来てくれたお母さんに、Mくんが言いました。

「お母さん、なんの係?」

 

あー、わかってるのね。

一つの出来事をつくりあげるためには、いろんな役割があるということ。

このおもちつきだって、蒸す人、つく人、返す人、丸める人、全体を調整する人、準備をする人、洗う人、いろんな人のおかげです。

 

そのことに、気づいているのね。

なんだか、とっても嬉しかったです。

 

給食のあとには、さっそく、おもちつきごっこを楽しんだ子どもたちです。

ちゃんと、つく人、返す人、まるめる人・・・、がおりました。

 

若草幼稚園は、幸せなようちえん。

 

おかあさん、おとうさん、こども、せんせい、

みんなのすてき。