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日々わくわく
子どものすてき
きらりと光る子どもたちの姿をみなさんにお届けします。
2013年12月30日
カチカチ・・・年長児

 

12月22日は、第20回を記念する「すくすくファミリーコンサート」でした。

年長さんは、400人あまりの観客の前で、本当のステージで、歌をうたいます。

 

私はずっと思っていました。

そうね、15年も前から、

子どもたち、ちょっと音をハズシすぎじゃないか?

歌じゃない声が、出すぎじゃないか?

子どもはもっと、歌が上手だよと。

 

だから、今年は特に担任の先生へ、何とかしてくださいねと、お願いしてました。

音をよくきいて、メロディを大切にして歌うこと。

このことを、一学期から、ずっと大切にしてきました。

そして、とてもきれいな歌声が出るようになりました。

 

でも・・・。歌っている様子を見ていると、

ん?

ただ歌ってるのね。

あ、あくびした。

あ、あっち向いている。

心が、ここにいない。

他のこと、考えてる。

 

そこで、年長さんに問いかけました。

 

あなたたちは、なぜ、歌うんですか?

 

返ってきた答えは、案の定「すくすくファミリーコンサートで歌うから」。

「すくすくファミリーコンサートで歌うからですか?」

と繰り返すと、「うん」とうなづく子どもたち。

 

そこで、「それでは、だめですよ。」とお話ししました。

 

ものすごく要約すると、みんなの歌は、大人を幸せにしてくれること、

みんなが「いつのまにか大きくなった、一日一日強くなった」って歌ってること、

大人にとって、こんなに嬉しいことはないのよ、

それに、空にらくがきって、してみたいでしょう、生きてるってすてきでしょう、

とか、なんとか、云々かんぬん・・・。

 

でも、みんなは例えば「こころ」って言葉を、「こ」と「こ」と「ろ」とでしか歌ってない、

「こころ」って聞こえない、せんせいは、みんなの歌が大好きだから、

だれ一人欠けることなく、一つになって、歌をうたってほしいな、

とか、なんとか、云々かんぬん・・・。

 

それから、小原大先生と相談して、言葉が流れるように出せるために、

低すぎたキーを一音あげることにしました。

ここらへんは、教材の大切さですね。

 

そうして、ますますステキになっていく、子どもたちの歌なのですが、

本番一週間前のステージでのリハーサル、すっかり緊張の子ども達で、歌いながら疲れてる。

はははは。

子どもって、ほんとうに、心と身体が未分化で、全力投球なんだなぁと実感しました。

 

で、終業式でみんなの前で歌った時も、疲れてる。

ははは。

そこで、子どもたちに言いました。

 

緊張の玉は、お腹の下に入れて、

疲れるのは、3曲終わってからにしてください。

終わったら、いくら疲れてもいいから、3曲歌い終わるまで、疲れない。

よろしくお願いしますっ。

 

すると、

「はいっ。」

 

と気合いの入った年長さんでした。

 

が、当日朝のリハーサル。

舞い上がった心が、肩から上のところで声を出させ、歌が浮いている。

これでは、また疲れてしまうし、落ち着けない。

 

そこで、大きく深呼吸。

ふ~。

ストンと、緊張の玉をお腹の下に。

すってー、

はいてー、

ストン、とお腹に。

 

そして、2曲目。

お、いいね。

一つになってる、まとまってる。

 

だけど、歌詞が・・・。

出て来てない。

この不安は、前からあった。

たしかに、迷う歌詞で、作詞家よ、なんでこんな並びにしてくれたか・・・、

なんて筋違いのことも言いたくなる。

 

で、小原先生に、さっと相談して、

もう無理かも・・・、だけど、最後に歌詞の確認を、

と急いで担任にお願いして、

担任は間違えて、3曲目の歌詞を確認してて、

そうじゃない、最初の2曲!ってつっこんで、

あと5分・・・。

担任の先生は、死にそうになりました。

 

保育の現場は一分一秒の世界なのです!

 

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