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日々わくわく
子どものすてき
きらりと光る子どもたちの姿をみなさんにお届けします。
2020年10月10日
今年の放送係 ・・・年長児

 

「台風14号、許さん。」

と思っていたが、

無事、明日の運動会は開催できそうである。

大変に、よかった。

 

HPもリニューアルし、

それで、前回はお休みを頂いたが、

さらなる、リニューアルも計画中で、

まもなく修了できそうである。

 

さて、今年の放送係も練習2回目には全員がほぼ完ぺきに覚えてきたという、

優秀な学年であった。

こうした方々は「本番」とどう戦うのか、

ということが重要になる。

 

最後の練習の日、しゃべる練習はせずに、

本番、何を頑張るのか聞いてみた。

真っ先に応えたのは、Nちゃん。

 

「きれいな声。

みんなに、喜んでもらいたいから。

みんなに、喜んでもらいたいから、きれいな声で言う。」

 

と言った。

 

なんと!

すばらしいじゃないか。

 

すると続けてHちゃんが、

 

「みんなにエールを送りたいから、

明るい声で言いたい。」

 

と言った。

 

鼻血でそう。

とても、幼稚園児の言葉とは思えん。

 

それから、Mくんが、

 

「大きな声出したい。きれいな。」

 

と言った。

うんうん。

君はそこやね。是非、お願い。

 

それからAくんが、悩んだ末に、

「きれいな声。」

と言った。

 

うんうん。

「それから、はっきり、大きくね。」

というと、「うんうん。」とうなづく。

 

それから、残りの3人が相当悩む。

Tくんが、

 

「よし、ぼく。」

 

と言って、

「大きい声を出す。」

 

と言った。

うんうん。君もそこ大事。

 

それから、うーんうーんと2人が悩む。

Aちゃんに、

 

「ほんじゃ、代わりにまみこ先生が言おうか?」

というと、ちゃんと首をふる。

そして、

 

「みんなに、エールを送りたいから、頑張る。」

「頑張る?

何を?何を頑張るの?」

「う・・・ん。」

「何を頑張るのか、言わなくちゃ。

明るい声とか、はっきりとか、大きい声とか。」

というと、

「大きい声。」

と言った。

うん、あなたもそこ。

すると、Aちゃんが、

「大きい声出すと笑っちゃうんだもん。」

とつぶやいた。

 

なるほど。

大きい声を出さなくてはならないことはわかっているが、

マイクを使って大きい声を出すと、

毎回噴き出してしまうから悩んでいたわけだ。

それが、沈黙の理由だった。

 

そこで、マイクを使うふりして、

本番のつもりで練習して、

そこで笑っとけば、本番笑わんから、

とアドバイスして、

さらにお母さんにも、とにかく練習で笑っとけば本番大丈夫ですからと、

お伝えした次第である。

 

そして、Kくん。

うーん、うーんと悩む。

そして、

「全部、頑張る。」

という。

「全部って何?

何を全部頑張るの?」

と聞くと、「うーん、うーん」と悩む。

「大きい声とか、はっきりとか、明るいとか、

はずかしがらんとか、勇気出すとか、ドキドキに負けんとか、

いろいろあるろ。」

というと、

 

「勇気を出す。」

 

と言った。

そこよ。

君は、総練習の日、登園を嫌がるほどに、

プレッシャーを感じていたからね。

 

だが君のその美しい声で、

運動会は幕開けする。

それはめっちゃ楽しみや。

君の声は、きっと高知の青空に似合うだろう。

 

子どもってすごいなぁ。

全員が、ちゃんと、自分の事が分かっている。

 

さらに、驚きなのは、そのあとNちゃんが、

 

「なんか、いいと思う。

みんなにエールを送りたいから、とかいうの。

いいと思う。」

 

と場をまとめる意見を出した。

生徒会長やん。

さらに彼女は、

 

「それに、大きい声、とかいうのも、

いいと思う。」

 

と地味な意見を拾い上げて、ほめた。

 

素晴らしすぎ。

 

お母さんのチアの練習で、

担当のNちゃんが見事に放送を言いあげたとき、

お母さんがうなづきながら片手をあげ、

まわりの拍手喝さいを受け止めていたのが思い出される。

ちなみに、Nちゃんは恥ずかくなって、

お母さんに抱き着いた。

かわいかったなぁ。

 

そういうわけで、

子どもというのは、すごいのである。

 

子どものすてき。

 

 

 

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