園長ブログ

子どもと咲く花

保育の醍醐味は、なんといっても先生のものです。

毎日がとても新しくて、きらきらしています。その点、園長といえばお花の世話をするか、えらそうにするか…。

けれど、決まったことがない分、ゆったりとここにいて、あの子、この子に出会えます。

あいまいな存在であるからこそ出会えるあの子のすてき、この子のすてき。

きらりと光る子どもたちの姿を心に留めておきたくて、こうしてコラムを書いてみることにしました。

子どものすてきが、どうか、みなさんに届きますように。

2014.01.10

みとれる・・・年長児

 

年長さんのところに、お弁当を食べに行った時のこと、

先に食べ終わった女の子二人のしぐさに、

すっかり目を奪われてしまいました。

 

まず、ごっこのドレスを身に着け・・・、

頭にスカーフを巻く。

それから、薄布を腰に巻き、

すっかり、お嬢様、お姫様の所作で、

時折しずしずと歩きながら、

ごっこの場をつくりはじめる。

 

ござを敷いて、

(ドレスに日本風ござ・・・。)

それからテーブルをセット。

その上に、テーブルクロス。

いやに分厚い・・・。(いつもは布団?もしかして)

それから、まわりに柵。

 

そのなかにしっとりと座って、

今度は、うでに薄布を巻いて飾る。

その優雅な動きに、

すっかりみとれてしまう私。

まるで、女性のお化粧を見ているよう。

 

そして、先生を呼ぶこと、

 

「せんせい、うどんできたよ。」

うどん?」

 

うん。ここ、うどんやさん。

 

そうか、うどんやか・・・。

 

お姫様が経営するうどんや

 

二人の優雅な動きにすっかりみとれていた私は、

うどん屋と聞いてぶっこけましたが、

いや、やはり、彼女たちの優雅さを支えるグッズを用意したいものだと

心底思ったのでした。

白いテーブルクロスとか、洋風のカーペットとかあったらすてきよね。

ごめんね、いろいろ・・・。

 

なりきるすてき。

女の子のすてき。

 

子どものすてき。